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中国には、日本人に知られていない驚きの文化や習慣がたくさんあります。
この記事では、中国語学校KEATSの中国人先生が、「中国の10のトリビア」を紹介します!
日本人が知らない中国の面白い現代文化・習慣・トリビア10選!
①中国の食べ物
中国には、皆さんご存知の通り、おいしい食べ物がたくさんあります。
中国と西洋では食文化が大きく異なります。例えば、一般的に西洋料理は複雑な調理工程をせず、食材の風味や状態をそのまま生かすのが一般的です。しかし中国では、炒め物、鍋料理、揚げ物、煮物など、どの料理も調理に少なくとも2つの工程を必要とし、中には5つ以上の工程を必要とする複雑な料理があります。
その上、中国には、世界でもびっくりの驚きの料理があります。
例えば、雲南省ではキノコ(中国語では「菌子 Jùnzi ジュンズー」が特に人気です。なんと、250種類以上の食用キノコが存在し、キノコ専用の市場があるくらいです。
このようなキノコ鍋が1000円~2000円位で食べれます。また、日本人が大好きな松茸も、日本に比べると安く食べれます。非常に美味しいですよ。
また、”マジックマッシュルーム”という、食べると幻覚を見ると言われるキノコも存在します。毎年、マジックルームとわからないで食べた、もしくは自宅で、きちんと調理しないで食べた人が、病院に運ばれる事故が起きています。
こう言うと、『中国でキノコを食べるのが怖い』と思われるかもですが、中国のレストランでは、非常に厳しく調理方法も管理されていて、キノコ鍋を食べる時は、『必ず20分以上煮込んで食べる』ことが徹底されていて、時間はストップウオッチではかり、調理が完了するまでは、鍋に箸をつけることも許されません。なので、安心して食べてくださいね。
②見知らぬ人(特に外国人)への凝視と指差し
中国のほとんどの場所で、外国人は多くの注目を浴びます。特に金髪や色白の欧米人の注目度の高さは、びっくりするほど。道を歩いてる時、電車の中などで、無表情で指をさしたり、じっと見つめたり、話しかけに行きます。特に若い学生や老人に、その傾向が強いです。
指を指しながら、ひそひそと『老外Lǎowài ラオワイ 外国人という意味』と言ってたりするのを聞くこともあるでしょう。でも、気を悪くしないでください。彼らにとって、外国人を直接見ることは、珍しいことであって、好奇心があっての言葉なので、特に悪気があるわけではありません。
ちなみに日本人は、中国人に間違われて、道を尋ねられたりするくらいで、指をさされるような経験はしないです。逆に白人が、あまりにもアイドルみたいな扱いを受けるので、羨ましく思うほどです(笑)。
とにかく中国人は、中国人の見知らぬ人同士でも、世間話をするほど、ある意味、自然体です。日本だと、その人のプライバシーな空間を尊重しようとしますが、この中国人の積極的で、フレンドリーな姿勢は見習いたいところですね。
③中国の民族・言語の数
中国には、56の民族が存在しています。その中でも漢民族が全体の90%を占めており、私達が一般的に見る中国人は、漢民族を指すことが多いです。
そして言語にいたっては、130種類以上が存在すると言われてます!私達が一般的に言う”中国語”とは、北京語のことで、「普通語Pǔtōnghuà プートンフア」と呼ばれています。
これだけ民族や方言の種類が多いと、違う民族、違う場所に住んでる人はコミュニケーションできません。なので、全体の共通語として、普通語があり、現在では、中国人のほとんどは普通語を話せるために、学校で教育されています。
ニュースでは、中国の民族問題について、よく話題になっていますが、実際に来てみると、少数民族の生活や文化を絶やさないような活動が多く見受けられます。例えば、少数民族の住む場所は、観光地として有名なところばかりです。また、中国の大学の入試でも、少数民族出身者は、合格点数が、あらかじめ加点されてるなど、優遇されていたりします。
ニュースだけ見てると、誤解してしまいそうになりますが、実際来てみて初めてわかることの方が多いのも中国の特徴でしょう。
中国語学校のKEATSは、雲南省の省都 昆明にあり、中国でも一番多くの民族が住んでいる場所として有名です。もし、中国の他民族の歴史に興味があるなら、昆明にある「雲南民族村」がオススメです。
まるで、実際の村に来てるかのような精巧な民族のモデルルームがあったり、各民族の文化やダンスを紹介していたりと、非常に面白い観光地です。
ぜひKEATSスクールで、中国語を勉強しながら、少数民族の文化にふれてください。
④ 晴れている時でも傘をさす
中国では、晴れた日でも、傘を差している人を見ることが多いです。日本の日傘と同じことですが、これが世界的に見ると、かなり珍しい光景みたいです。
日本と同じく、中国でも”白い肌の女性が美しい”と思われてるからですね。
ちなみに、中国で色白美人が多い場所で有名なのが、
- 黒竜江省の哈爾濱(ハルビン)市。
- 四川省の成都市
哈爾濱(ハルビン)市は、中国の北東でロシアの近くです。気候的な理由から、スラっとしたスタイル、透き通るような白い肌、高い鼻筋の美女がたくさんいます。
成都市にも、肌が白くて綺麗な女性が多いことで有名です。
また、中国のほとんどの地域で夏の日差しは本当に灼熱なので、日焼けや熱射病を防ぐために傘をさす人が多いです。夏場に中国に来る方は、日焼け止め、帽子は必需品ですよ。
⓹強い家族、家系の絆
”家族の絆”が強いのは、中国だけの話ではなく、アジア全般に言えることです。しかし、その中でも中国は、その関係性が驚くほど強いです。
中国では何世代に渡って、同じ家に住むことが多いです(最近は、都市部を中心に一人暮らしの老人も増えてきてますが)。
夫婦は共働きが当たり前なので、仕事に行ってる間の子供の世話を、おじいちゃんやおばあちゃんがするといったことが伝統的なことになってます。
また、日本人には、あまりなじみのない「旧正月、春節、チャイニーズニューイヤー」の存在も、家族・家系の強さを表す行事です。
春節とは、旧暦を採用している中国のお正月のようなもの。一般的な大みそかでも祝い事はするのですが、春節が一番重要なイベント。
年に1回、家族や親せきが集まって時間を過ごす、または”红包”と呼ばれるお年玉を渡したりといったことを、1週間~10日間にわたってします。中国人にとって、一番、長期休暇がとれるのが春節です。
外国に住んでる中国人も春節のために、わざわざ帰国する人も大勢いて、まさに、家族の絆の強さを証明しています。
日本人には想像できないほど、家族の絆、春節の意味合いは強いということは理解した方が良いでしょう。
ちなみに、春節はシンガポール、韓国、ベトナム、マレーシアといったアジア諸国でも、盛大に祝います。
全世代に渡ってスマートフォンの使用
日本でも若者は、スマートフォンを使いこなしてますが、年配の方になると使用していない人も多いですよね。
しかし中国では、電子マネーの普及率が圧倒的で、老人でも軽快に使用しており、もはやスマートフォンなしの生活は考えられない状態です。
普段の買い物、オンラインショッピング、デリバリーフードサービス、公共交通機関など、あらゆるものがスマートフォンがないと利用できません。もちろん現金も使用可能ですが、電子マネーを使用した場合と比べると、あまりにも便利さにおいて違いがあります。
観光客においても、電子マネーアプリ「We chat」「Alipey」は、使用できるように、必ず準備しておいた方が良いでしょう。
知っておくべき中国の常識・マナー
中国に来ると、一般的な常識やマナーの点で、日本や他国との違いに驚かされることが多いです。
ここでは、日本にはない中国の一般的な常識の例を、いくつか紹介します。
①エスカレーターなどで片側に立たない
家族や友達同士で、両側に立っていることは普通です。道を歩いてる時もそうです。もし、急いでいる場合は「借过 Jièguò ジエグオ」と言えば、すぐに道を開けてくれますよ。
②トイレにトイレットペーパーが無いケースが多い
携帯ティッシュは必需品です。また、ペーパーを流せずに、ゴミ箱に捨てるというケースも多いです。
③電車を乗る時には、荷物検査がある
飛行場にあるようなX線検査と、ボディチェックがあります。凶器になるような物を持ってなければ、すぐにパスできます。
④横断歩道で車がすぐに止まってくれない
たまに止まってくれる車もありますが、待っているだけだと、いつまでたっても渡れないことがあります。かなり素早く移動するようにしましょう、歩いてる姿を見れば、だいたいスピードを緩めてくれます。
⓹小さいご飯屋さんでは、自分で料理をとりにいく
ある程度のレストランだと、注文した料理を運んでくれますが、「小吃店 Xiǎochī diàn シャオチーディエン」と呼ばれるようなご飯屋さんでは、レシートに番号が書いてあって番号を呼ばれたり、出来上がったら呼ばれるので、自分でとりに行かなくてはいけません。
⑥英語は通じないところが多い
ある程度の基礎フレーズを、事前に覚えておくことをオススメします。聞くのは無理だとしても、ある程度、自分の意思を伝えれるようなフレーズは言えるようにしておきましょう。
⑦高速列車などで空き席は座られる
自分の番号の席に人が座っていてびっくりすることがあるかもしれません。しかし、空いてる席は座っても良いというのが常識です。そういう時は、自分の席の番号を見せると、すぐにどいてくれます。
⑧怒ってるような大声をだす
普通の話し方が大きいので怒ってるように聞こえがちです。特に気にしないでいいでしょう。
⑨タバコは、けっこうどこでも吸える
デパートのトイレの中に灰皿があったりします。ただ、以前に比べるとスモーカーの数も減り、厳しくはなってます。
その他、街を歩くと、いろいろと驚くことがあるかもしれませんが、「郷に入れば郷に従う」で、あまり気にしない方がいいと思います。悪気がなくてされてることがほどんどですよ。
お湯は万能の薬
中国人にとって、お湯はすべての問題を解決してくれるものというのが常識です。
病気は”体温の冷えからくるもの”という伝統的な考え方があるので、お湯だけでも好んで飲む人が多いです。日本でも最近は、健康のことを考えて、起床したら、まず白湯を飲むという方も増えてますよね。
中国の交通システム
中国では、配車アプリを使用しての移動が大変便利です。
また、道端にある電動自転車、シェアバイクも非常に便利。『中国の交通ルール知らないし、外国で電動自転車に乗るのは怖いな』と思うかも知れませんが、バイク用の専用レーンがあり、スピードも間違って大事故にならなさそうな絶妙の速さまでしかでないので、非常に安心して乗ることができます。
また、高速鉄道も遠距離に行くときは便利で、値段も日本の新幹線と比べると安いです。
中国の交通システムは、かなり発達しているので、旅行に来た時も、ぜひフル活用してみてください。
中国語学校KEATSのマンツーマンレッスンで中国の文化を学ぼう!
中国の雲南省、昆明にある外国人向け中国語語学学校 KEATSは、中国でマンツーマンレッスンを本格的に取り入れてる数少ない学校です。
2004年に開校して以来、7300人の卒業生を輩出、外国人に中国語を教えるのに慣れているのが特徴です。
KEATSのマンツーマンレッスンでは他の学校のようなグループレッスンではないので、中国文化の不明点などがあれば、その場で周りを気にすることなく質問ができます!
こちらは、KEATSが毎週木・金・土と無料開催しているフリークラスを紹介している動画です。中国文化を無料で体験できるので非常にオススメですよ。
また、土曜日は市内観光・遠足のイベントがあります(動画にある石林・九郷には、日曜日に有料で行くことができる場所です)
そして、その他のKEATSの特徴は以下の通りです。
- 宿舎が学校と同じ建物内にあって全て一人部屋。食事もバランスの良い中国料理を平日3食提供。
- 中国文化を学べたり、遠足で観光できる、無料で参加できるフリークラスが多い
- 最短1週間からの留学が可能。
- 学校のある昆明は、一年中、春のような気候。大気汚染も少ない。
- 40%の学生がリピーターとして再入学しています。
また、KEATSへはたくさんの国から多くの人が中国語を学びに来ています。その中には、英語も中国語も全く話せない人もいますが、KEATSの教師陣は、中国語初心者の指導も慣れているのでご安心ください。
こちらが、KEATSの紹介動画です。2019年末にリニューアルしたところなので、すごくキレいです!
こちらKEATSのホームページです。ぜひチェックしてください。きっと行きたくなりますよ。
以上、読んで頂き有難うございました。